cameron custom

 

キャメロンブランドのカスタム品市場は、別世界のようです。

 

カスタムされたキャメロンは驚きの値段ですが、ある意味パターだけは古くならないので、「良いモノを長く使う」のスタイルでいけますね。

 

 

 

値段はさておきスコッティーキャメロン発信のカスタムの楽しさ、なによりもユーザーの、職人が手間暇気持ちをかけて作ったクラブを大切にする感じが素晴らしいと思います。

 

 今回した作業は、鍵型ネックからセンターネックへのコンバート。

キャメロンカスタムのセンターネックを使ってみて感じが良いので、SUSのモノも元のネックを切って、それと同じようにセンターネックに変換してほしいと言う内容です。

 center neck

 

見本となるカスタム品の後付けのホーゼルは、凹な部分もできてますし、見た感じ母体どうしを溶かして付ける共付で、ヒール側の鋭角な部分だけは溶接棒を使ってるのかな?溶かしこむのに回した溶接跡を残した仕上げになっています。

 

 

 

 

しかし仕事の難しさから来るものではなく、なんか少し気持ちが乗らないし、重いです。

キャメロンの無造作=カッコいい。それもデザイン。
町工房がした無造作=下っ手な仕事しよるなぁ~?
と、まあやっぱり普通にこう考えてしまうのですよ。

そんな「無名は辛い」プラス、いくら理屈があって真似ていても、偽物を作っているような感覚が心地悪い。

cameron fp

 

そんな自身の考えを伝えると、「シャフトの刺さる位置、FPの感じ、ライ、ロフト角を守ってくれれば後はまかすわ。」の返事を頂けたので、「私ならこうする」のやり方で作業にかかりました。

 

 

  

 

cameron sss

 

今回しているやり方は、慎重な工程で、大ミスは回避できて、仕上がりを綺麗に見せれるやり方かな?と思います。

 

 

 

 

 

 tig neck front

 

作業の途中途中でトーチをカメラに持ち換えるのはとても面倒なのですが、がんばって撮ってみました。興味のある方は、後日、写真と詳細をアップしますので良ければまた見てください。

 

 

 

 tig neck rear